2019年1月4日

『ムジカ・ピッコリーノ』シーズン6の感想を書き出していく

ムジカ・ピッコリーノのシーズン1~5について、以前感想を書きました。

シーズン6も去年の9月に終わり、録画したものを3周見ましたので、今回も感想を書こうと思います。

例によって、番組用語は説明なしでバシバシ使いますので、あしからず。

・第1話がすごくよかったです。番組の柱だったアリーナが抜けたことに対して、視聴者の一人として不安もあったけど、第1話を見て「あ、大丈夫だ」って思いました。既存のファンの期待を裏切らず、それと同時に、これからの展開について可能性を感じさせてくれる、新シーズンの始まりとして、すばらしい回だったと思います。スタッフが考え抜いたことが詰め込まれていることが伝わってくるようでした。
ストーリーとしては、モンストロの歌詞は分かるもののメロディーが分からず、みなで色々なメロディーを聞かせて正解を探すと言うもの。これは間違いなく、第1シーズン第1話のセルフパロディですね。新しい旅の始まりを感じさせる演出です。
曲はくるりの『ばらの花』。くるりというチョイスがGOOD!
演奏は OKAMOTO'S のオカモトショウと、ペトロールズの長岡亮介。番組を見ながら、「このギターの人、誰だっけ・・・?」と記憶があいまいだったのですが、エンディングで名前を見て「ペトロールズの人だ!」と思い出しました。ボーカル・パーカッションは名前を初めて見たのですが、オカモトショウという名前を見て、多分 OKAMOTO'S のボーカルか、と想像がつきました(ハマ・オカモトしか知らなかった。すいません)

・今シーズンは全編通して、ボーカルとコーラスが印象的でした。キャスティングがほとんどみんな、メインボーカルを張れる人たちです。ペトロールズのボーカル、OKAMOTO'S のボーカル、ハッチハッチェルバンドのボーカルが集まっています。これだけ各有名バンドのメインボーカルが集まる編成があるのか、というくらい豪華なメンツです。それに加えて、フローラの大人顔負けの歌声に、ピッピが高音にきれいな色づけをして(合唱の中に子供の声が入ってると、こんなにも映えるんですね)、すばらしいコンビネーションでした。特に『ClickSong』 と『怒りの日』は傑作でした。基本的にはフローラがメインボーカルを担当しながらも、曲に合わせて自由にメインボーカルが変わる(ジュリオ船長の担当楽器も変わる)変幻自在っぷりも、見ていて面白かったです。

・最終回の1つ前の回の『Don't worry, be happy』。僕的にシーズン6のベストは、この回でした。
前述のように、声のすごさを随所に見せていた今シーズン。最後にまさかの「楽器を使わずに声だけ」という大胆なキメに、ころりとヤられてしまった気分です。これまでの声に重きを置いた演奏(もっというと、そもそもこのメンバー自体)が、この回に向けての伏線だったんじゃないかと思うほどです。楽器を奪われても、声と体だけで演奏してモンストロを治療する様子は、見ていてちょっと泣きそうになりました(この曲のメロディーも泣ける)。

・どの演奏でも、ロッソさんのギターの存在感に迫力がありました。ずっと目がそこに行ってしまうくらい。
ペトロールズは長岡亮介がメインみたいなところがあるし、ボーカルもやってるから、存在感があって当然だと思っていました。でも、ムジカピッコリーノの5人編成の中にいても、しかもボーカルが他の人でも、全く変わらないず長岡亮介は長岡亮介でした。
ロッソさんのギターについては、インタビューでオカモトショウが話していたので、リンクを張っておきます。

・期待はずれだったを少しだけ挙げると、すべてを通して解説VTRで面白いものがなかったことでしょうか。
以前も書いたように、第1シーズンの解説VTRがきっかけで、この番組に引き込まれたところがあります。第1、2シーズンのようなユニークさはさすがにもうないのかと、少しがっかりでした。
でもこの番組自体、10分という短い時間の中に音楽とそれ以外の要素が複合的に積み重なっているので、その中の1要素だけに期待するのがよくないのでしょうね。シーズンごとに、たくさんある要素の中のどこに重きを置くのかが異なっているので、1カ所だけあげつらって否定的な意見を述べるべきではない番組なのかなとも思います。

・ついでに、今シーズンはCD化がないのでしょうか? CDが発売されたら買うつもりで、録画したのを消してしまったので、これで発売されなかったらちょっとショック。期待してます。