2016年10月4日

音楽定額聞き放題サービスは「とりあえず1回聞いてみたい」に最適だと思う

 かなりいまさらですが、音楽の定額聞き放題サービスについて思うことを書こうと思います。

 Apple Music、AWA、LINE Music などが約1年半前に開始され、それ以降音楽を「1枚ずつ買う」という選択肢だけでなく「定額でいくらでも聞ける」という選択肢が増えました。僕もAWA が日本で開始された直後からずっと使い続けています。先取りしていた人はもっと前から Spotify というサービスを使っていたようですね。

 聞き放題のメリットというのは当然「いろんな音楽が聞ける」という点にあるのですが、それではいまいちピンとこないと思うので、さらに具体的に落とし込むと主に以下の2点があげられるんじゃないかと思います。

 ① 「過去の名盤を聞いておきたい」「普段聞かないジャンルをちょっとだけ」などの勉強として使える
 ② 好きなミュージシャンが「○○の××というアルバムに影響を受けた」と言っていた時に、すぐ聞いてみることができる

① 「過去の名盤を聞いてみる」「普段聞かないジャンルをちょっとだけ」などの勉強として
僕のように好きなCDばかりをリピートして聞く「音楽偏食家」は、自分が好きな音楽=いい音楽 で、自分の好きじゃない音楽=よくない音楽 みたいな考えになってしまいます。まあ、自分が楽しいからそれで別にいいのかもしれないですが、やっぱりもったいないですよね。
自分が好きじゃなくても、世の中一般で「いい」と言われ、何十年も聞かれ続けている音楽って、一体どんなものなのか? 以前からそういう疑問があったので、いわゆる名盤を一通り聞きたいとは思っていました。でも全部買うのはお金が足りないし、Youtube は罪悪感があるし、なかなか出来ずにいたのですが、AWA を始めたので聞くことができました。マイルス・デイビスから始まって、エルビス・コステロ や ニルバーナ などなど。
で、聞いた感想ですが、うーん・・・・・。よさが分かるもの分かるし、分からないものは全然分からないです(笑) やっぱり難しいですね(笑)
でもよさが分からない時に「これって何がいいんだ?」ってネットでレビューを調べると、その当時の音楽的背景みたいなものがわかって勉強になることもあるし、「ココがいいんだ!」みたいな熱弁してるサイトも結構あるから、そういう新しい視点を踏まえたうえで聞くと意外とよさが分かることもあるし、それでもやっぱり何がいいのか分からないことのほうが圧倒的に多いから「やっぱり自分の好きな曲だけ聞けばいいか」って逆に吹っ切れることができたり(笑)、色々思うことはありました。
② 好きなミュージシャンが「○○の××というアルバムに影響を受けた」と言っていた時に、すぐ聞いてみることができる
好きなバンドのインタビューを読んでいると、アーティスト名やアルバム名や出てくることがしばしばあります。好きなミュージシャンが「影響を受けた」というのだから、それがどんなものなのか辿ってみたくなるのがファンの心情だと思います。そういうときも聞き放題は便利です。
あとは似たようなケースとして、友達が好きなミュージシャンの名前を挙げた時に、帰りの電車の中で試しに聞いてみるとか。
結局①ともつながってくるのですが、「とりあえず1回聞いてみたい」というときが、もっとも定額聞き放題の威力が発揮される瞬間なのだと思います。

 あと、ついでに書いておきますと「定額聞き放題を使えばCDを買わなくていい」とは期待しないほうがいいんじゃないかと思います。
 Apple Music や LINE Music は違うのかもしれませんが、少なくとも AWA の場合、最新作はCDが売り出されてから配信されるまで数か月かかるパターンが多いです。アーティストにとってはCDの方がお金が入るはずなので、CDの売り上げが落ち着くまで待つのは当然だと思います。
 あと、ストリーミングの宿命として、通信量がどうしても多くなるし、スマホの電池は消費するし、あまり普段使いには適さないと思います。一応オフラインでも再生できるようにスマホの中に保存する機能はあるけど、AWAのアプリを使わないと聞けないのですが、そのアプリが遅いです。やっぱり mp3 の方が使い勝手がいい。
 だから、激しくリピートして聞くのはCDを買って(またはダウンロードして)mp3 で今まで通り聞き、それ以外に広く浅く聞くのは定額聞き放題を使う。それで、その中にいいのがあったらCDを買う、というのが僕のやり方です。自分で言うのもアレだけど、CD買って、聞き放題に毎月お金払って、我ながらいいお客さんだと思います(笑)