近況雑感:学生団体への参加

 文房具のこだわり~シャープペン編~ に入る前に、ちょっと真面目に僕の近況について書きたいと思います。

 この前、友達の山梨寛也さん(彼のブログ)と久しぶりに再会しました。
 山梨さんは大学を3年近く休学して、ベトナムでインターンを経験したり、カンボジア・インドネシアの学校で理科の指導をしたり、えーと、他にもたくさん活動しているのですが、いろいろやりすぎて把握しきれていません(笑) 将来的には起業を目指しているようです。
 そんな山梨さんが Chi-Bers という学生団体を立ち上げたらしく、僕も一緒に活動しないかと誘われました。

 内容は、ただ大学入ったら単にサークルやって、バイトして、就活して、卒業というパターンではなく、多様な選択肢を見つめてほしい。そのために、山梨さんのコネでベンチャー企業の社長を千葉大に呼んで講演をしてもらう、などの活動をするというもの。対象は主に千葉大の工学部。
 まだそこまで深い話をしたわけではないので、Chi-Bersの趣旨を正しく理解できている自信はありませんし、他のメンバー(約3人)ともまだ会っていないので、これからどうなるのか分かりません。
 ただ、山梨さんの行動力や考え方にとても魅力を感じたので、参加することにしました。
 どのように魅力的だったのかというと、今僕のやっている APLaC のA僑(ワーホリの経験を帰国後にも生かし、自分たちでチャンスを掴んでいこうという試み。詳しくはココ参照)と、びっくりするくらい考え方が逆だったんですね。なるほど、そんな考え方もあるのかと、とても興味を持ちました。あえて打算的に言えば、間違いなく新しい価値観や視野に触れる機会になると思いました。


 具体的に書きます。まず APLaC のA僑について。説明すると、難しいのですが・・・

 将来的には、自分がやりたいことをやって生計を立てることを視野に入れています、その理由は大きく2つ。
 1つ目は定年まで働いてそれからは年金で生活、という生き方以外の道を探すこと。それほどやりがいにも感じない仕事を、お金の為だけに延々とやるのは嫌だ。もっと言えば、自分のやりたいこととぴったり一致するような仕事なんてなかなか見つからない。だったら自分で作ってしまおうというもの。「お金のために働く」ではなく「楽しいから働く」という状態を目指しています。
 2つ目の理由は、自分の力で生き抜く力をつけるためです。分かりやすく言えば、日本経済が破綻→預金も全部没収&財布の中のお札はただの紙切れという無一文状態になったとしても、死なない力です。それは例えば、自分でお金を稼ぐ力、周りの人と協力し合えるような環境を作り出す力、お金なんてなくても自給自足で生活していく力など。
 いずれにしても必要なのは、(APLaCの田村さんの言葉を借りると)社会で身を立てることです。
 そうして、一人一人が強烈な個性を持てば、A僑のネットワーク全体が対外的に魅力的なものとなると思います。「セールスマン」とか「エンジニア」など、従来の職業では言い表せないような形態になっていくのだと思います。ですが、今は自分の内側で熱を高めている段階。僕がこうやってブログを書いてるのもその一環です(アクセス全然ないけどorz)。将来的にはその熱がイヤでも外側に漏れるくらいにしていきたいです。それが結果的には起業とか自分でお金をゲットすることにつながるのでしょうが、それはまだ先の話。
 端的に言えば 中身を磨いて → 形をつくる というのがA僑です。

 一方、山梨さんに誘われた学生団体は全く逆のアプローチで、 形を作って → 中身が磨かれる というものでした。
 山梨さんが「学生団体をつくるのなんて簡単だよ。Facebook でページを作って、名刺を作ればそれでOKだから」と言っていたのはカルチャーショックでした。そして、そういった「箱」をつくるのはあくまでも外部への対策。「とりあえず」だとしても団体があって、それなりの名刺があれば、話になりやすいとのことでした。それも、今まで全くかかわりのなかったベンチャー企業に売り込みに行くのではなく、すでにコネのあるところが相手なのだからなおさら。
 さらに千葉大の中でもセミナーを開いたり、外部からベンチャー企業で働いている方々を呼んで交流を深めていけば、新しい客(この場合は千葉大工学部の学生)にアピールできるし、外部(来て下さった会社の方々)との交流が生まれて、その中で自分も成長できる。

 「全く逆のアプローチ」というのは、ある意味似ていると言えるかもしれません。「全く逆」というのは同じフィールドにいるというわけで、そういう意味では共通するものがあるのだと思います。

 とはいえ、中身を磨いて → 形をつくる っていうやり方に慣れてしまったので、Chi-bers のやり方や考え方には、正直言って懐疑的です。まだ1回も会合を開いてないし、他のメンバーとも会ってない中で批判的なことを書くのは申し訳ないのですが、一つ挙げるとガッチリ組織を作ろうとしていること。これにはだいぶ違和感を感じています。「自分がやりたいことのために動く」ではなく「組織があるから動く」となりがちですし、数字を追い求める展開はあまり好きではありません。。
 でもやっぱり面白そうだと思っていることには変わりないし、これからどうなるかは全く見当がつきません。自分にできることはどんどんしていきたいし、社会経験のない自分にできることと言ったらそれくらいしかないと思っているので、とにかく挑戦してみたいと思います。

 今はそんな感じです。

文房具へのこだわり ~シャープペン編~

→ 内容がマニアックすぎるということで、こちらに移管しました。喉から手が出るほど読みたい人だけどうぞ。

文房具へのこだわり ~サラサラ or しっかり の二極対立~

→ 内容がマニアックすぎるということで、こちらに移管しました。喉から手が出るほど読みたい人だけどうぞ。

学生団体と僕

 先日、友人の山梨さんの立ち上げた Chi-Bers という学生団体に参加し、メンバーの一人として携わっていくという旨をここでも書いたのですが、早速運営から外れることになりました。
 活動内容はとても共感できるし、自分も積極的にコミットしていきたいとは思うのですが、入ってみて思ったのは「自分は組織運営が好きではない」ということです。
 他の人が企画したイベントを開催するために毎週集まって事務的な処理をこなしたり、SNSなどをつかってたくさん「いいね!」をもらうように広報したり。
 それはそれで確実に自分の糧になるし、個性的なメンバーも集まっていて面白そうなのですが、それは今の自分がやりたいことではないと感じました。僕はイベントを打ってたくさんの人に呼び掛けるのではなく、目の前にいる少人数に心の底から「いいね!」と言ってほしいです。また、もし自分にやりたいことができたら、Chi-Bers ではなく自分の企画として運営し、必要に応じてメンバーを集める形にしたいです。

 かといって、Chi-Bers と縁が切れるのは本当にもったいない。僕は Chi-Bers の企画でワーキングホリデーでの体験についてプレゼンをしたのですが、もしまたワーホリ関連のイベントを開くなら是非協力したいし、逆に僕が何かやりたいことがあるときは企画を持ち込んで、Chi-Bers の組織力を使わせてもらいたい。また、彼らの企画する毎回のイベントには常連の客として参加させてもらいたい。
 無理を承知でこのようなエゴ全開のお願いをしたところ、山梨さんは「自分の好きなように関わるのが一番だから、柴山くんが”外部協力”のような形で関わりたいなら是非そうしよう」と言ってくれました。

 ワガママなお願いを受け入れてくれたのは本当にうれしかったですが、同時に、僕自身が”外部協力”するのに値する人間にならないといけません。どれくらい時間がかかるか分かりませんが、必ず期待に応えたいと思います。


 これが数日前の出来事。そして昨日、Chi-Bers のイベントに参加者として行ってまいりました。内容はベンチャー企業の社長3名をお呼びし、お酒を飲みながら話を聞こうというもの。今回の企画では、”工学”と”起業”という組み合わせに焦点を当てている点がユニークです。
 印象的な話をたくさん聞くことができて、とても有意義な時間を過ごすことができました。メモ代わりにここに覚えていることを書きたいのですが、特に、僕の関わっているA僑(詳しくはここ)と考え方が逆の部分について書いておきたいと思います。自分にとってはかなり新鮮な話だったので。



●紹介料によってマネタイズするのはやりたくない
 特に大手の人材会社では「紹介料一人いくら」という世界になってしまうため、営業の数字を伸ばすために、その人にとってベストではない選択を強いることになってしまう。それ以外でマネタイズする方法が会社の色に通じるものがある。


●趣味性よりも会社を大きくすることを選んだ
 会社を起こして5年経ち、年商1億円を越えた時、一緒にやっていた友達5人とこれからについて相談した。選択肢は「それぞれ独立する」「今の規模のままやる」「会社を大きくする」の3つ。最初は経営についてすら知らず、趣味のような形で始めた会社だったが、結果的に「会社を大きくする」を選んだ。理由は家族がいるから。彼らを不安にさせたくはないし、子供が大学に通うことになったら学費だけで年間100万円=月8万円かかることになる。
 家族がいる状況でそういった重大な選択を迫られる人の話は生で聞いたことがなかったので、いろいろと考えさせられるものがありました。


●最初から起業がしたくて起業した
 僕の場合は、将来的には「自分のやりたいことをやりたい」という目的があり、あくまで起業は選択肢の一つとして視野に入れているだけ。それ以外の方法で目的が達成されるのならば、別に起業にこだわるつもりはない、というのが今の考えです。
 しかしベンチャー企業の社長のうち、最初から起業を目指しているのが7割以上とのこと。その目的は大きく2つあって
①会社の力に頼るのではなく、自分の実力を社会の中で試してみたい
②収入を自分で決めることができるから、増やそうと思えばサラリーマンよりも収入を増やすことが可能
 僕の中では勝手に 自営業の収入<サラリーマンの収入 というイメージがあったので、②はかなり意外でした。①も②も、すでにキャリアを積んでいる人が自信があるがゆえに至る結論なのかもしれません。


※お酒を飲んでいたので、3名の社長のお話が以上の解釈で正しいのか確証がありません。その点はご理解お願いします。


 いずれも「今までに全くない考えでビックリした!」というような話ではなく、一瞬頭をよぎったことがある意見ではありますが、でも実際に苦労をされたり経験を積んでこられた方から「自分の意見」として生で聞くと、やっぱりズシッと来るものがありました。

 こういうイベントに参加するくらいなので、社長だけでなく参加していた人(千葉大生)も面白い人が多かったです。何人も連絡先交換しました。将来どこかでつながってくるかもと思いつつも、あまり期待しないようにしつつ。

 なかなか濃い時間を過ごすことができました。ありがとうございました(もし関係者が読んでくださっているなら)。